朝の化粧水の効果は何？化粧水を使用する際のポイントを紹介
朝に化粧水を使う効果とポイントを知りましょう
朝のメイク時、そして夜のメイクオフ時、必ずといっていいほど手にするのが化粧水です。
スキンケアのマストアイテムともいえる化粧水ですが、「朝にも夜にも化粧水…これってそんなに必要なの？」と思ったことはありませんか？
実は、朝に使う化粧水と夜に使う化粧水には、それぞれ違った目的があるのです。 どちらか省いてもいいのではと思いがちかもしれませんが、そこには明確な違いがありました。
手にする機会が多い化粧水だからこそ、目的に合わせて上手に使っていきたいもの。 そこで今回は、朝使う化粧水にフォーカスして、その効果などをご紹介しましょう。
朝の化粧水の目的はなに？
何かと慌ただしいのが朝の時間ですが、そこで使う化粧水にはこれから受ける刺激やダメージから肌をまもるという、とても大切な役割があります。
乾燥から肌をまもる
肌が乾燥すると、肌をまもるために大切な働きをしている角質の状態が不安定になり、元々備わっているバリア機能が低下します。
そうなると肌はますます乾燥した状態になってしまうので、化粧水による保湿はとても大切なのです。
ホコリや花粉などの刺激から肌をまもる
日中の肌は、ホコリや花粉などという異物、服との摩擦による刺激にさらされます。 肌に十分な保湿がされていない乾燥肌になると、こうした外部からの刺激に過剰に反応するようになってしまいます。
こうした状態は敏感肌と呼ばれており、かゆみやチクチクとした痛み、肌がほてったり突っ張ったように感じ、かゆいところが気になって触ったりかいてしまい、さらに刺激を与えることに繋がります。 保湿して肌をすこやかに保つためにも、朝の化粧水が有効に働きます。
紫外線から肌をまもる
紫外線は肌のバリア機能を低下させて保湿する力を奪い、水分の蒸発量を増やすといわれています。
紫外線から肌にもたらされるダメージは、すぐ目に見えるところでは日焼けのような形をとりますが、皮膚の深いところまで届いた場合は、年齢を重ねてから現れることもあります。
それがしみやしわといったもので、自然に老化していくことで誰にでも起きるものと、紫外線によって引き起こされるものとがあり、後者の方が原因としては多いとされています。 保湿してバリア機能を保ち、紫外線から肌をまもるためにも、朝化粧水で保湿することが重要になります。
朝の化粧水ケアの手順
朝の化粧水にはうるおすこととまもること、2つの大きな役割があります。 せっかくですから、きちんと効果が感じられるように使いましょう。朝の化粧水、効果的な使い方は？
メイクの前にスキンケアを終えておくため、朝起きたらまず洗顔を行います。
洗顔後は肌が乾燥しやすいので、すぐに使えるよう、化粧水は目の前に揃えておくと良いでしょう。
化粧水で肌にうるおいを与えたあとは、美容液、そして乳液や保湿クリームといった順番で使っていきます。
水分が多いものから脂分が多いものへ進むのが一般的ですが、それぞれの商品で設定された順番が違うこともありますので、事前にお手持ちの化粧品を確認してから使用するようにしてください。 
朝と夜 化粧水は変えた方が良い？
朝の化粧水には保湿をして肌をまもり、スムーズにメイクができるよう、そしてメイク崩れを防ぐという効果が期待できます。
朝、肌に化粧水で十分な水分補給をすることで、元々私達の身体に備わっているバリア機能がきちんと働き、日中の刺激や乾燥に対する肌のガード力が上がります。
保湿成分がいきわたった肌は、メイクや日焼け止めのノリが良くなり、メイクも崩れにくくなるという効果が期待できます。 一方、1日過ごした夜の肌は、日中の刺激で疲れが溜まった状態で、汗や皮脂、化粧品による汚れもみられます。 その汚れをクレンジングで綺麗に落としたあと、保湿して乾燥を防ぐのが化粧水です。 眠っている間にも乾燥しないよう、肌のコンディションによっては保湿クリームや美容クリームでのケアが必要かもしれません。 夜使う化粧水には、日中酷使した肌をいたわり、癒やすという役割があります
朝の化粧水、使う際のポイントとは
洗顔あとの肌は乾燥しやすいので、素早く化粧水で保湿しましょう。
洗顔→保湿が基本です
洗顔してすっきりしたあとは、水分をやさしくタオルで押さえ、化粧水を手に取って体温であたためるようにしてから、肌になじませます。
一回の量で足りないと感じたら、化粧水の重ね付けも◎ 肌を触ってみて、もっちりと吸い付いてくるような感触があったなら、効果は十分届いています。
時間に余裕があるならローションパックを
もしちょっと早起きして時間がある時や、重ねづけをしても物足りなく感じる時には、リユーザブルコットンを使ってローションパックをしてみてください。
パックといってもそれほど長い時間ではなく、3分から5分程度でOKです。 乾燥が気になりそうな季節の朝には、おすすめの追加ステップです。
肌をうるおした朝の化粧水は味方になります
しっかり使われた朝の化粧水は、肌が受ける日中の刺激や乾燥に備え、様々な場面で役立ちます。
肌を整えることをサポート
眠っている間に溜まった皮脂や汚れを洗顔で流し、素早く化粧水で保湿してから乳液やクリームでうるおいを閉じ込めることで肌の表面をやわらかく整え、続けて使う基礎化粧品の浸透に繋がることが期待できます。
メイク崩れしにくくなります
化粧水には保湿成分が含まれているものが多いので、朝化粧水を使って肌をしっかり保湿できれば、うるおいが持続することになります。 そのためメイクのノリがよくなり、乾燥による小じわや化粧崩れなどの防止にも。
化粧水がUVケアのベースにも
紫外線は乾燥と並んで、肌へのダメージに繋がる代表格です。
紫外線は肌に刺激と負担を与えますから、しっかり保湿した上でUVケアをしていくのが望ましいのです。
部屋の中にも紫外線は届いていますし、外出する予定があるのなら、なおさらUVケアを怠らないようにしましょう。 朝の化粧水によって保湿成分がいきわたった肌なら、日焼け止めのノリも良くなります。
良いことづくめの朝の化粧水…注意点は？
朝使う化粧水には、良いことがたくさんつまっていることをご紹介しました。 数少ない使ううえでの注意点はどのようなものでしょう。
忙しい朝ですが化粧水は焦らないで使いましょう
朝の時間帯は、たった5分が惜しいほど、慌ただしく過ごしている人が多いもの。
けれど、朝のスキンケアで焦って化粧水を肌に叩きつけるだけでは、化粧水本来の効果は得られにくいのです。
少し時間をかけて肌になじませることで、より効果が期待できるのが化粧水ですから、そこはちょっと我慢をして、時間をかけるようにしてください。
晩にしっかりスキンケアをした場合は要注意
夜に時間があって角質ケアをした場合、朝の肌はデリケートになっています。 洗顔は、よりやさしく丁寧に、擦らないように気をつけましょう。
いつも使う量の化粧水では肌に負担がかかりやすくもなりますから、化粧水は多めに使い、肌を擦ったり引っ張ったりしないよう、力加減にも注意が必要です。
朝使う化粧水の効果を感じるために おすすめスキンケアアイテム4選
朝のスキンケアを負担が少なくルーティーンに行うには、使うアイテム数を絞るのがおすすめです。
とろみテクスチャーで保湿力◎ 肌をやわらげてうるおし、重ねづけで美容液使いにも。
ジェルのような感触で肌上をすべり、するっと汚れやメイクをオフ。 乳化することで素早くなじみ、洗い上がりはすっきりもっちりと。
天然由来成分98％の全身に使える保湿クリーム。 肌にすっとなじみます。
化粧下地にも使える紫外線から肌をまもるアイテム。 保湿しながらベタつきにくいUVケア。
まとめ
スキンケアのマストアイテム、化粧水。
朝に使う化粧水はすこやかな肌をまもるため、重要な役割を果たしてくれています。 少し時間をかけて肌になじませることで、より効果が期待できるのが化粧水ですから、ちょっと頑張って5分の早起きをしてみませんか。
はやめに起きて朝の時間を有効に使うことができれば、乱れがちな生活習慣も整えていきやすくなります。
肌のトラブルやダメージは、生活環境を整えることで改善することも考えられますから、朝活はスキンケアにもプラスに働くといえるでしょう。
慌ただしい朝に使うからこそ、シンプルなスキンケアアイテムをみつけて、肌へのケアを怠らないようにしたいものですね。