役目を終えたものは次に大切にしてくれる人へ エコのバトン
こんにちは。3児の母、Rayです。
雑誌やSNSなどで見かける物が少ないシンプルなインテリアの素敵な写真と、物で溢れた我が家を見比べてため息つく日々ですが、皆さんは使わなくなったものをどうしていますか？
私は20年くらい前からオークションサイトを利用し始めました。当初は手に入れられなかったものを買うだけでしたが、意外なものが売れたりするのが楽しくなり徐々に出品もするようになりました。不要になったものを捨てないで誰かに使ってもらうというのは、わずかですがゴミを減らすという意味でエコにもつながりますし、その頃からまだ使えそうなものは捨てずに取っておく癖が出来ました。
近年はフリマアプリを利用することが多くなりましたが、撮影・文章作成・メッセージのやりとり・梱包・発送と、どうしても作業には時間が取られます。近頃は、サイズアウトした子供服など我が家では使わなくなったものがどんどん増える一方で、出品が追いつかずにいました。
そこで、9歳娘のお友達親子と一緒にフリーマーケットに参加することに。
娘もお友達とリアルお店屋さんごっこが出来ると大張り切り！なにが売れるかな？と相談しながら一緒に準備をしました。使わない文房具やおもちゃなどに値段をつけさせたら3円とか5円とか言うので、せめてまとめて10円にしてくれと頼んだり。子供服やまだ使えるのになと取っておいたあれこれをまとめたら、なかなかの大荷物になりました。
当日は良いお天気に恵まれ、早朝に会場入り。受付で出店料を払い、2m四方のスペースを与えられます。感染症対策でマスク着用必須、金銭の受け渡しはトレイを使ってほしいとの指示がありました。開場までは1時間くらいありましたが、どうやったら見やすいかな、と並べたりしていたらあっという間でした。
周りを見回すと、1人で、お友達同士で、夫婦で、親子で、と色々な方が出品しており、並べているものも様々。手慣れている方は、ラックやテーブルを持ち込んで限られたスペースをとても見やすくレイアウトしていて本当のお店のようです。片や私達はどう頑張って並べてもグチャッとなってしまいましたが、センスの差は宝探し感でカバーということで自らを無理矢理納得させます。
（同じカテゴリーのものをまとめて箱に入れるだけでももっと見やすくなるようです…）
いよいよ開場の時は子供達は少し緊張していましたが、最初に売れた時はとても嬉しそうでした。金銭のやり取りは娘に任せたので、必死にお釣りの計算をしていました。算数が苦手なのでいい勉強になったかな！？ 暇な時はお友達とお菓子を食べたり、会場を見てまわったり楽しく過ごせたようです。
（トレイ代わりにスチームクリームの空き缶の蓋を利用しました）
息子が使っていたおもちゃを大事そうに抱えて帰る男の子、娘が値段をつけた鉛筆セットを自分のお小遣いで買う女の子。我が家ではもう使わないものが、リユース品として誰かの使えるものになる瞬間を目の当たりにするのは、なんだか嬉しいものです。特に子供達が大切に使っていたおもちゃや気に入って着ていた服などは、新しい持ち主さんのところで幸せになってね…！と送り出す気持ちにもなりました。 3時間くらいで客足が鈍くなり撤収しましたが、出店料を差し引いても夜家族で外食出来るくらいの売上にはなり、断捨離にもなり、充実した時間を過ごすことが出来ました。普段はどうしても1歳の末っ子と過ごすことが多いのですが、久々に9歳の娘との時間を取れたのもまた良かったです。 フリマアプリを使っている方は多いと思いますが、たまには家族や友人と本当のフリマに参加するのもイベント事のようで楽しいですよ！ さて、フリマはとても楽しかったのですが、そもそもなぜ売るほど不要品があるのかという話でして…。今回売りに出したものを改めて客観視してみると、役目が終わったものはともかく、その場の気分や勢いで、安いから、と買ってしまった物は結局あまり使わないことが多いな…と反省すべき点が見えました。個人的には衝動買いはあまり良い結果を生んでいないようです…。 ですので、なにかを買う時は、無駄なゴミにならないよう長く使えるかを一旦よく考えることを意識してみようと思いいたりました。その上で、使わなくなったものも捨てない使い道を考えてみる。フリマだけでなく、地域のリサイクルセンターに持ち込んだり、子供服はお下がりとして必要な人にあげたり、絵本は子供向けの施設に寄付したり、リメイクしたり…、探せばまだまだ役に立つ場所があるかもしれません。結果少しでもゴミが減れば、地球にも優しいですよね。 まずは買う時に本当に必要な物かを考える。役目が終わったもののリユース先を探す。小さなことの積み重ねがエコにつながります。そして、おのずと憧れのシンプルライフにも近づける…(はず…)！！