美肌美人はシンプルケア 肌を潤し守る達人!
スキンケアの基本は保湿。
バリア機能が整っている肌はトラブル知らず!
ウェルネスビューティージャーナリスト、植物療法士、アロマデザイナーとして活動している久保直子と申します。
私が一番最初に植物療法と出会ったのは、12年前でした。
それまでは、美容ライターとして、星の数ほどのコスメを毎年試し、雑誌やwebなどに企画&執筆していました。
その中で、私の人生において、植物の力が必要不可欠となり、植物をもっと深く学びたいと思い、本格的に植物療法を学び始め資格を取得。
その後は、植物療法の知識を身につけ、ウェルネスとビューティーをさらに深掘りし続け、幅広い活動を続けながら、美容業界には20年以上在籍しています。
その間、スキンケアについての記事もたくさん手掛けてきました。
その中で、何度もスキンケアの基本は保湿、という内容を書いてきましたが、それでも未だなお「保湿」の本当の意味が伝わっていないのではないか…と感じることがあります。
そもそもですが、「保湿」って「水分を与える」ことだと思っていませんか?
もちろん、水分を与えれば、肌表面の角層部分は潤います。
そのことは間違いではありませんが、「保湿」の本質は、自身が持っている水分、油分を外に逃さないということ。
肌の中の水分油分を守り、外的刺激が入り込まないように角層の「バリア機能」を保つことが本当の意味での保湿なのです。
今回、また改めてその「保湿」についてお話ししたいと思います。
もともと、私たちは水分、油分を肌の中で保つことができる能力を持っています。
その肌本来の機能性を保っているのが肌表面の、角質層の部分。NMFと呼ばれる天然保湿因子や細胞間脂質、わかりやすくいうとセラミドなどの成分がガッチリガードを組み、中の水分を外に逃さずに保ち、外的刺激から肌を守っています。
この角質層がどんどん押し上げられて、剥がれます。
これが肌の生まれ変わり、肌のターンオーバーと呼ばれる現象です。
そしてまた、新しい細胞が生まれ、肌を守り、押し上げられて剥がれ落ちる。これを繰り返しています。
この良好な状態が続けば一番良いのですが、環境や生活リズムによって、また加齢によって、肌の水分油分バランスは崩れ、バリア機能が低下してしまいます。それを毎日のスキンケアで補い、睡眠や食事などのライフスタイルをも見直しながら、できるだけバリア機能を保てるようにすることが、美肌への近道なのです。
「バリア機能」が整っている肌は、水分油分が肌の中でしっかりと保たれており、外的刺激を受けません。
ここでいう外的刺激は、紫外線を筆頭に、PM2.5などの大気汚染、花粉など、あらゆるものを指します。
刺激を受けにくい肌の中は潤い、肌表面はなめらか。
均一に整った肌は、光を乱反射するので透明感も艶もあります。
肌の生まれ変わりもスムーズで、シミの原因となるメラニンも外へ排出されるので、しみ、くすみも少ないでしょう。
つまりバリア機能が整った、保湿された肌というのは、あらゆる肌トラブルを回避することができるのです。
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うるおす・まもるの
シンプルステップが肌がうるおわせる!
保湿の本来の機能、重要性はお分かりいただけたと思います。では、実際どんなステップで、どんなスキンケアアイテムを選んで使っていけばいいのでしょうか。
毎日のケアで重要なステップは大きく分けて3つあります。まずは、きちんとその日の汚れを「落とす」こと。
そして水分油分を補い、肌を整え、水分蒸発をさせない、つまり「うるおす」こと。
次に大切なのが、肌老化の8割の要因となっている紫外線から「まもること」。
肌の悩みを抱えていると、つい複雑に考えがちですが、この3つのシンプルステップを守り、肌の生まれ変わりをサポートし、バリア機能を保つことができれば、肌悩みの多くは解決します。
なかなか肌状態が改善しない、効果を実感できない、という方は、この基本のシンプルなケアに立ち返り、見直してみてください。
大半の方は、クレンジングして、その後に保湿を中心としたスキンケアをしますよね。その際に使う代表的なアイテムとしては、化粧水、乳液、クリームなどが挙げられます。
毎日使うものだからこそ、自分にフィットしたものを選びたいですよね。ここでのセレクトポイントは、「継続しやすいものであること」。いくら効果の高い化粧品であっても、毎日コツコツ使わなければ意味がありません。自分が毎日心地よく使える使用感や、続けやすい価格であることも重要なポイント。
私はというと、こういうお仕事をさせていただいているので、毎シーズン、たくさんのコスメと出会います。その中でも、自然と手が伸びるものは割と決まってきます。心地よさと効果感のバランスが、継続して使うスキンケアには大切だと私は考えています。
自分にあったコスメ選びが
継続する大切なポイント
ところで、私は一時期、肌の中の保水力を守ることが保湿の本質ならば、外から与えるものは油だけで十分なのではないかと考えたことがありました。
肌の中で水分がしっかり抱え込めていれば、外からは化粧水は必要ないのでは? と。
油分は足りなくなってくるから守ることも与えることも必要。それならば油分のスキンケア、例えば乳液やオイル、クリームがあれば、保湿ケアは事足りるのではないかと思ったのです。
ただ、この考え方はあまりにも機能的かつ合理的すぎるということに気づき、改めました。
化粧水は、最初のスキンケアステップとして、固くなった肌を柔らかくし、次のスキンケアの浸透を高めてくれます。
みずみずしくて気持ちいいと、単純に五感を喜ばせてくれます。
自分が継続する時になくてはならないものならば、それは必要なスキンケアということになりますよね。
それからは、化粧水も手放せなくなりました。
最近は、クリームや化粧水のほか、オイルと液体の2層のものや、オールインワンなど、保湿のスキンケアのバリエーションも豊富。
テクスチャー、香りについては、毎日使うものだからこそ、自分が気持ちいいな、心地いいなと思えるものを選びましょう。
そして、使っている原料や成分についても、よく見ていただきたいですね。
原料と同様に、注目していただきたいのがどんな製法で作られているかということ。
スチームクリームこだわりの「スチーム製法」はまさにそんな代表的な製法の1つと言えるのではないかと思いますので、ご紹介したいと思います。
一般的に保湿クリームは、乳化時に長時間約80度の熱をかけて作るとされるものが多いのですが、その場合、素材の劣化が起こる可能性があります。
スチームクリームのスチーム製法は、スチームを当てるだけで乳化ができるので、熱をかける時間が少なく済み、新鮮なままトロトロのテクスチャーが仕上がります。
また、安定的ななじみ、浸透性の秀逸さで、全身に使えるところも強みです。このように、どういう原料を使っているのか、どのような製法で作っているのか、というところまで見ていくと、製品に対する理解が深まり、自然と自分が使いたい製品が見極められていくと思います。
よく、スキンケアはラインやシリーズで使ったほうがいいですか?とご質問いただきますが、ブランドのコンセプトやご本人の性格や好みにもよるのかなと思います。
あれこれ組み合わせて使いたい方もいれば、ライン使いで相乗効果を狙いたい方もいらっしゃいますよね。
購入の際はしっかり製品のお話を聞いて、納得した上で、肌でしっかり体感していただきたいと思います。
中身の原料や成分、肌への浸透感、テクスチャー、後肌のもっちり感、翌日のキメのなめらかさ、整い方、保湿感など、いろいろな観点から選ぶのがオススメです。
このいくつもの条件にぴったりなものを、季節ごとにセレクトして使っているのですが、最近愛用しているのが、前述したスチームクリームです。
ビジュアルが素敵で、ついデザインにばかり目がいってしまいがちですが、スチームクリームのすごさは、その中身なのです。
トロトロの、まさに“とろける”クリームは、顔に、全身に、なめらかに伸び広がり、優しくうるおわせて保湿してくれます。
このトロトロ感は、ご紹介したスチーム製法によるものなのですが、なかなかお目にかかれるテクスチャーではありません。
まだ触ったことがない、という方はぜひお試しして欲しいと思います!
スチーム製法という特別な製法により、一般的に安定性を保つために配合されている増粘剤フリーを実現。乳化剤の配合量も最小限というスチームクリーム は、トロトロのとろけるクリームで、伸びが良く、顔だけでなく全身に使えます。
親和性が高く、肌への保湿効果で知られるオートミール を始め、アーモンドオイル、ホホバオイルなどの保湿力のあるオイルがたっぷりと配合されており、天然由来成分98.5%を実現。リーズナブルかつ、中身のクオリティが高く、使い心地もよく、継続して使うのにぴったりのアイテムです。
タンジェリンやヒノキなど、季節ごとに贅沢に楽しめる香りとビジュアルもぜひ楽しんでほしい!
オリジナル ミニ ¥990
タンジェリン&アルガン ¥2,420
紫外線は肌老化の8割
保湿ケアを完成させるのはUVケア!
さて、冬になると、さらに乾燥が進みますから、この期間の保湿ケアは特に重要です。そして大切なケアの1つであるUVケアも怠ってはいけません。
夏が過ぎたから、紫外線はそこまで意識しなくてもいいのでは?と思った方も多いと思いますが、実は紫外線は冬でも降り注いでいます。
肌表面が赤くなるUVBと呼ばれる紫外線は、確かに冬になると弱くなります。ただし、角層の奥まで届く、長い波長の紫外線UVAは、一年中降り注いでおり、そこまで大きく紫外線量が変わらないのです。
しかもこのUVAは、ガラス越しに入ってくることもわかっているので、油断大敵。
これからどんどん寒くなっていきますが、紫外線からお肌を守るためにも肌に潤いがあることがとても大切なのです。完璧な土台を作っていれば、紫外線、乾燥からも肌を守り、生き生きとした透明感のある肌をキープできます。
水分を逃さない、そして外的刺激から守るUVケア。
このケアは冬でも欠かせません。
驚くのは、まだ冬の間はUVケアをしていない、という方が多いということ。つい、サボってしまうという気持ちは理解できますが、夏にUVケアしているのにもったいないなと思います。
なので、冬にうっかり忘れがちだ、という方には、保湿とUV一緒にできるようなアイテムをおすすめしています。
保湿ケアを完成させるのはUVケア。
冬でもしっかり紫外線から肌を守り、トラブルのない潤いのある肌を保ちましょう!
スチームクリームは、UVケアしながら肌を保湿してくれる優れアイテム。紫外線散乱剤フリーなので、きしみのないテクスチャー。
なめらかに伸び広がり、心地よく肌にフィット。
89%天然由来成分で作られ、スキンケアの延長線上に使えるので、忘れがちな方や、自宅にいる方でも心地よく使い続けられます。
専用クレンジングは不要。顔と体両方に使え、マットな仕上がりなので、化粧下地にも。
ご紹介した商品
* 数量限定のため、なくなり次第終了となります
ライター
ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
Wellness&beauty Journalist
久保直子naoko kubo
美容ライター時代に培った膨大な美容の知識をベースに、AMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を取得し、メディ
アにて独自のウェルネス&ビューティケアを企画&執筆。
その他、様々なプロダクトのコンセプトやアロマデザインを手がける他、二児の母の立場を生かし、性教育啓蒙活動も行う。
instagram:@naonaonaozou
Twitter:@naonaozou